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「心頭滅却すれば火もまた涼し」と発した禅宗の僧「快川紹喜(かいせんじょうき)」は、
その言葉を最期に織田方の焼き討ちにあいそのまま
焼け死んだそうだ。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」...
煩悩愚息の凡夫である私はこの境地を理解出来ていなかったし、今後も本当の意味において理解し得ないと思う。
何れにしてもこの言葉は、自分の命をなげうつ覚悟がないならば、本来は軽々しく使うべきではなさそうだ。
この言葉を周囲に撒き散らし、殺人的暑さを己の精神論で乗り越えようとするおっさん達(自分も含め)は
今一度使い方を考えるべきである。
ならばこれなら如何であろうか。
"身体を冷却し、心の炎を燃やせ!"
…やっぱ精神論じゃん!(一人ノリツッコミ)
残暑厳しい折、熱中症には充分留意し、水分補給は忘れず無理せず本日も頑張ってまいりましょう。
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